【ドコモ版】らくらくスマートフォンからiPhoneに機種変更する方法②DOCOPYでデータ移行編

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らくらくスマートフォンからiPhoneへの機種変更を実施しました。

らくらくスマートフォンはかなり古い機種……。ウチにはパソコンやSDカードの読み取り機材なんかないけど、どうやったら良いの? 

……ご安心ください! 本記事では、パソコンもSDカードもいらない、データ移行方法についてシェアします。ポイントは、ドコモ店舗にひっそりと存在するアレを活用することです。

機種変更の準備のポイントやSIMカードの切替について詳しく知りたい方は、ぜひ前回記事をご覧ください。

データ移行のパターン

ドコモ機種において、データ移行の方法は大きく3パターンあります。

  1. 「ドコモデータコピー」アプリを使ったデータ移行
  2. PCを使ったデータ移行(SDカードにデータ保存→PCから読み取り)
  3. 「DOCOPY(ドコピー)」を使ったデータ移行

まず、「1」の方法は、らくらくスマートフォン3は非対応のため、実施することができません。後続のバージョンであれば利用可能な場合もあるそうですが、あいにく3なので……。

ドコモデータコピーアプリを利用できる機種の場合は、公式サイトに詳細情報がありますのでご参照ください。

ご利用方法(データ移行) | お客様サポート | NTTドコモ
連絡先・画像・動画・音楽・スケジュールのデータを一括でスピーディーにコピーすることができる、「ドコモデータコピー」アプリを利用したデータ移行方法についてご案内します。

また、「2」の方法は、SDカードリーダを用意する必要があります。あいにくウチにはそういった品物がなかったのでこの手順もNGです。ご自宅にリーダがあれば一番はやい方法です。

日程に余裕があり、確実にデータ移行をしたいと言う場合は、リーダーを購入してもいいと思います。(1000円程度で購入できます)
なお、らくらくスマートフォン3はmicroSDカードを利用するので、購入されるなら↓のような型がよいです。さらなる変換アダプタを使用しなくていいのでオススメです。

そんなわけで、私は「3」のドコピーを利用しました。持ち込みで機種変をされる場合はこちらがお手軽だと思います。

ドコピーって何?

「ドコピーって何?」

ドコモショップに設置されている専用機器「DOCOPY(ドコピー)」を使って、ドコモ スマートフォン・ドコモ ケータイ・iPhone・他社端末間のデータ移行などを行うことができます。
https://www.nttdocomo.co.jp/support/docopy/
ドコピーでは、以下のデータをコピーすることができます。
電話帳(電話番号・メールアドレス)
カメラ画像(ピクチャ)
送受信メール(iモードメールやドコモメール(ローカル)のデータ)
ムービー(動画)
SDメモリーカード内データの移行

お気づきでしょうか。電話帳や写真だけでなく、「SDメモリーカード内データ」もまとめて移行できるのです!

「移行する前にSDカードにデータを移さなきゃ……」とか、「このアプリはSDカードだったかな?本体だったかな?」と考える必要がないのです。これは嬉しい。

ドコピーを使う!@店舗

ひっそり置かれたドコピー。店員さんに聞かなきゃ、置いてある場所わかりませんでした。

さて、ドコモ店舗でSIMカードを切り替えたら、そのまま「ドコピーはどこですか」と店員さんに訪ねましょう。たいていの店舗には置いているようです。

「らくらくスマートフォン3」のUSBデバッグモードを有効にする

「え、何!?」って思いました? 私も思いました。ここから先、データをコピーするには、らくらくスマートフォン3で行うちょっとテクニカルな前準備が必要です。どうしてこういう仕様にした?

とくに危ないことは無いので、こちらの手順に従って隠しコマンドを入力するだけでOKです。(この作業をやることで、私や悪い人がデータを盗み見る、なんてことは絶対にありえないのでご安心を)不安な方は、作業後に設定をもとに戻せばよいです。

1. 開発者向けオプションを表示する

画面下の「設定」ボタンをタップ。

さらに下にスクロールして、「その他」をタップ。

下の方にある「端末情報」をタップ。

「ビルド番号」を、連続で複数回タップします!
画面下部に “開発者向けオプションを表示しました!” の表示が出ればOKです。

2. USBデバッグモードを有効化する

「開発者向けオプション」が表示されたら、一度ホーム画面に戻ります

再度、画面下の「設定」から、「その他」をタップ。

さきほどタップした端末情報よりさらに下、「高度な設定」をタップします。

「開発者向けオプション」をタップします。

この画面で、「USBデバッグ」にチェックを入れます

「USBデバッグを許可しますか?」の警告が出た場合は、「OK」をタップします。

これで事前準備完了です。あらためてドコピーに向かい合いましょう。

新旧のスマホをドコピーに接続する

ドコピーの画面で、「コピーもと」と「コピーさき」の機種をタップします。
そうすると、画面上に指定の番号が出ます。指定された番号のケーブルに、らくらくスマートフォン3とiPhone8をつなぎます

ここでは、コピー元を「らくらくスマートフォン」コピーさきを「iPhone8」と指定しました。
ケーブルをつないだ際、iPhoneの方で「このコンピュータを信頼しますか?」と聞かれる場合があります。その場合は、「信頼」をタップしましょう。

ふたつの機種が正しく認識されたら、データコピーする対象を選択し、「スタート」を選択します。

コピーが始まるとこのような画面になります。
電話帳だけをコピーしたいなら、「電話帳」を選択すれば問題ないです。

SDカードのコピーもめんどかったらここで一緒にやっちゃうのが吉。

あとは待つだけ。下の写真のように、完了画面が出たらOKです。

このとき、作業時間も含めて20分ほどで完了しました。

ドコピーのケーブル収納部分にケータイを入れて鍵をかける事ができますので、画像が500枚以上あるなどデータが多量の場合は、その場を離れて別の用事を済ませることもできます。

まとめ

本記事では、ドコモの店舗にある「ドコピー」を利用して、らくらくスマートフォン3からiPhoneにデータを移行する手順について解説しました。

この記事が誰かの役にたてば幸いです。

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